現代のマーケティングを40年前に実践していた伝説のバンド

今や普通になりつつシェアリングエコノミーや、基本的なサービスを無料で解放し、ビジネスを展開していくフリーミアム戦略、
そして今ブームのコミュニティービジネス。
これらすべてをなんと40年前から実践してたのが、伝説のバンド『グレイトフル・デッド』です。

今回読んだ本はこちらになります。

『グレイトフルデッドにマーケティングを学ぶ』
著者 ブライアン・ハリガン デヴィッド・ミーアマン・スコット
監修・解説 糸井重里

自分はこの本を読んで、初めてこのバンドを知ったのですが
本を読んだ瞬間にこのバンドのファンになりました。笑

人々を巻き込み熱狂させる。
今まさに必要な能力だと思います。

現代でこういった能力がある人で有名な人は、
西野亮廣さんや、幻冬社の箕輪さんだと思います。

この人たちが周りの人たちを巻き込み熱狂させる仕組みは

このグレイトフル・デッドがやって来た仕組みと、ほぼ一緒だということに驚きました。
この本自体も発売されたのは2011年で、今より7年も前に発売された本なのですが
書いてあることは、今まさに使える思考法で
それも40年も前から実践していたとは本当に驚きです。

これからコミュニティーを運営したい、自分のサービスを世に広めていきたい
仲間とともに影響力を広げていいきたい、という方にオススメの本になります。

それでは早速、本書を読んで気になったポイントを紹介していきます。


40年前にすでにフリー戦略を実践し、唯一無二の人気バンドに

ライブは録音OK!音楽は無料で聴き放題。それなのに年間5000万ドルも稼ぐ。40年前からフリーもシェアも実践するヒッピーバンド、それが、グレイトフルデッド

グレイトフルデッドは、40年以上前から、ファンのみんなに自分たちの音楽を無料で開放していました。ツアーの音楽は録音してコピーし放題。まさにフリーであり、シェアの走りです。

著作権だなんだと言わずに、自分たちの作品を開放したら、たくさんのファンがついてくれて、コミュニティができて、仕事を手伝ってくれて、結果としてグレイトフルデッドの音楽活動は、大きな市場になりました。

西野亮廣さんの絵本「えんとつ町のプペル」は、まさにこのフリー戦略によって、たくさんのファンができ、そしてコミュニティーが形成されたのではないのでしょうか?

今はフリー戦略というか、ネットによってすぐに情報が拡散してしまうので、著作権などをいくら強固にしたところで、すぐに無料で広まってしまいます。最近だと漫画村の問題などもそうですねよ。

であれば広がることを無理に抑え込むより、広がることを受け入れて、むしろこちらから積極的に無料で広めてしまった方が、ファンも増やしやすいですし、認知が広がりやすいと思います。

またその広がりを利用して、広がったサービスを軸に横展開して行くなど、認知が広ければ広いほど、自分が提供しているサービスの活用方法が増えて行くと思います。

ただ解放するだけでなく、『 場 』を提供し、コミュニティーを熱狂させる。

ほとんどのロックバンドは、観客がライブで録音することを禁じる。だがグレイトフル・デッドは、ファンに録音を許可しただけでなく、いい音質で録音できる場所に機械をセットできるようテーパーセクションを設けた。他のバンドがダメだと禁じる最中、録音テープを交換し合うファンの膨大なネットワークをインターネットが普及する以前の時代に作り上げたのである。

スピナーズというグループがあり、会場で少しでも空いてるスペースがあると、音楽に恍惚としながら、くるくるとスピンするのである。スピナーズの存在に気づいたグレイトフル・デッドは、彼らがよくスピンしているあたりにスピーカーを設け、音質の良いサウンドを楽しんでもらえるようにした。スピナーズたちを、ハズレものではなく、旅の道連れに選んだのである。

今、オンラインサロンなどコミュニティービジネスや、ファンジビジネスが盛んになっていますが、
無法に放置をして、ただファンをフォローさせるのではなく、
サービスを作った当事者がファンの熱を感じ取って、その熱に対して『場』を提供することで
コミュニティーが熱狂し、コミュニティーが自動的に回り出します。

関与し過ぎてもダメだし、関与しなさ過ぎてもそのコミュニティーは動きません。
サービス提供の当事者はタイミングを見て、良いタイミングで少しだけ手を差し伸べる

これがコミュニティーを熱狂させ、自動で走り出すコツなんだと自分は思います。

変わり者だっていいじゃない。全てを受け入れる空気が、クリエイティブに表現する機会を与える。

グレイトフル・デッドは、自分たちが変わり者でいることで、ファンにも風変わりであることを推奨し、クリエイティブに表現する機会を与えた。

私たちは、ある意味ではみんな変わり者なのだ。賢い会社、変わり者を理解した、そこから市場を作り出す。

当たり前とされている常識に挑戦したり、一見すると奇妙な製品を開発したりする発想が、マーケティングの戦略として大成功をもたらすことがある。他者を真似した商品ばかりが溢れているので、こうした例外的な存在であることをアピールする戦略がうまくいくのだ。

コミュニティーを熱狂させる上で大事なものが、参加者を許容すること。
参加者が発言をすることにプレッシャーを感じたり、
そのコミュニティーで自分を表現をすることに、プレッシャーを感じさせてしまうと
徐々に決まった人しか発言をしなくなり、コミュニティーの多様性やクリエイティビティーが失われていきます。
ただ褒め合うのではなく、許容し受け入れることで、コミュニティーで様々なアイデアが生まれると思います。

ファンと共に旅に出る。自分たちの価値を顧客に押し付けない。

グレイトフル・デッドは、グレイトフル・デッド体験がなんであるかを、ファンに決めさせた。ファンを自分たちと一緒に旅する対等なパートナーとして扱ったのだ

コミュニティーこそが、自分たちのが何者であるかを決める。企業は自分たちのの考えを顧客に押し付けることはできない。

他の人があなたの会社について考え、語る方が、コミュニティができる可能性が高くなる。ぜひそれをあたたく受け入れ、援助しよう。コミュニティーに飛び込んで、ファンと対等に交流しよう。

自分の価値を明確にし発信するのも大事だが、
最終的に自分が作り出したモノを評価し、価値を決めるのは
それを体験したり、使ったりしたファン一人一人なのである。
そして一人一人別々の価値を感じている。
つまり価値というのは人それぞれで、例えそのサービスを作った本人だとしても、
その価値を他人に押し付けることはできない
であれば自分たちの価値を解放して、コミュニティーに任せてしまえばいい。


以上が気になったポイントになります。

インターネット普及によって、情報やスキルや自分だけ価値というのを囲い込むのが難しい時代になってきています。
であれば自分から解放していって、それを『影響力』に変換して行く、『お金』よりも『信用』を稼いで行く、
これがこれからの時代に重要になってくると自分は考えます。

それにして、ネットもなく、いくらでも情報やスキルや価値を囲い込んで、お金を稼げる時代に
こういったフリーの戦略を40年も前からやっていたとは本当に驚きです。

これからどんどんと『個』の時代になってくるので、このフリーのマーケティング手法で
自分の影響力と信用力を高めていくのが大事なってくると思います。

今回ブログで書いたことはほんの一部なので、
気になったという方はぜひ本を購入して読んで見てください。

また今回読んだ本は「しるし書店」にて、私が店主をやっている、日本一汚い本屋で販売しております。笑

今回も下の画像の通り、折り目や螺旋など書きまくってるので、もし興味のある方は一冊しかないのでお早めにどうぞ

購入特典として購入者さんに、レターポットで100文字以内でお礼レター送ります。
またあなたがこの本を読んで一番心に響いた部分、ぜひ心に止めておきたい言う部分を教えてもらえれば
それを自分がデザインに変換してブックアーマー化します。
そしてそれを自分の販売サイトで、あなたのクレジット(名前)を紹介して販売します。
※クレジット希望がなければ、クレジット無しで販売します。

興味のある方はぜひ。^^

今回実際に読んだ本は「しるし書店」で販売中!

今回読んだ本