他人に感謝される自分の「好き」が仕事になる。

今回読んだ本は、こちらの本になります。

自分を仕事にする はあちゅう著

インターネットなどテクノロジーの発展によって、個人で仕事をする人が増えてきました。

今の時代は資本金がなくても、ネット上に店舗を作って商品を販売したり、
物販以外にもランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングサービスを使えば
様々な職種の仕事が個人で受注出来る時代になりました。

また自分の好きなことをSNS、Instagram、YouTube、Twitter、Facebookで発信して
そこでファンやコミュティーを作って、それが結果的に仕事や収入に繋がったりなど
昔よりも、自分の好きを表現し、そしてそれをお金に変えやすい時代になりました。

でもそんなこと言っても、自分が好きなことなんて、お金に変えるなんて出来るとは思えないし
どうしたらいいかも分からない、やりたいけど怖いし不安がある、そもそも自分が何をしたいかもすら分からない

そんな人がどう自分の好きを見つけるか?またその好きをどうやって仕事にし、お金に変換していくのか?
そういったヒントが書かれているのが本書になります。

それでは本書を読んで気になったポイントを、少しだけ紹介したいと思います。


誰かに感謝してもらえること、それがお金に変わる

出来ることと好きなことをうまく掛け合わせて、誰かに感謝してもらえることになれば、それをお金にする手段というのは必ず誰か、それが得意な人が考えて準備してくれます。

自己満ではなく、他者に感謝されること、人の役に立つということは、お金に変換することがか可能になる。
自分が好きなことをやって、さらに他人が喜んでくれて、その上お金まで貰えたら、それはすごい夢のようなことですよね。

誰かと比べない

まだ何も動き出していないうちから誰かと比べてしまうと、途端に夢がしぼんでしまいます。だから、好きなことを探す時には誰かと比べずに、ただ、好きという気持ちの純粋さにだけ注目してください

自分よりすごい人がを探せばキリがないし、自分よりすごい人だけが成功するとも限りません。
その人よりすごくなくても、評価してくれる人がいれば十分成功はできます。

こんなことがあなたの好きなこと

勉強をさぼってこっそりやっていたことって大体一番好きなことです。

自分が一番お金を使ってきたことも、好きなことだと思います

前述しましたが、まずは仕事以外で自分が一番時間とお金を割いていることを探します。お金を払ってでもしたいことを少しでもお金を受け取って出来るようになることが、自分を仕事にするということです

自分だったらなんだろうなぁ、ゲームとか読書とかお笑いとかスポーツとかそんな所かなぁ。
あとは好きなことって、自分が得意(得意というのは他者のとの比較で得意もあれば、自分の思い通り出来るという得意もあります)

まずは好きなことを淡々と発信し続ける。

発信を続けると周りには必ず、同じものが好きな人が集まってきて自分にとって居心地のいい場所が出来てきます

「誰かにウケよう」ではなく、まずはただ「好きなことを続けよう」と考える。そして、淡々と続ける。それが、好きなことを仕事にすることの本質です

自分で探せなくても「好き」を淡々と発信していれば世の中のほうが、絶対にあなたを見つけてくれます

今はインターネットにさえ載せれば、同じアンテナを持つ人たちが見つけて、あらゆる面で協力してくれます。

これはTwitterでも、ついつい周りの目を気にして、ええかっこ狙って投稿して、段々ハードルが高くなって、徐々に発信が辛くなって、発信しなくなるって結構あるんですよねぇ。純粋にそして淡々と好きを発信するのが大事なんですね。
無駄に着飾っちゃうから駄目なんだなあ。

そして見返りを求めず、まずは無料で自分の好きを周り提供してみる。

自分を仕事にしたいと思っている皆さんは、先にお金をもらうことばかり考えずに、後からお金になることに慣れてください。お金も結果も、必ず後からついてきます

見返りをいきなり求めると、お金を手にする前に悪評が広がってしまいます

まずは、自分の強みを無料で人に提供するくらいのつもりでいてください。それが誰かの目に留まると、反響という形で返ってきます。そしてクチコミがある程度に達すると、その中からお金を払う人が出てきます

評判をつくったら、ちゃんと自分が考える自分の値段を相手に提示していいと思います。
けれど評判をつくるまでは、先行投資だと割り切って「練習させてもらう」くらいの心構えでいないと、お互いに相手に高い期待を持ってしまって、良い関係がつくれないと思うのです。
先にお金を得ようとした人は大体失敗します。
最初は、自分のお金と時間を注いで評判をつくることを優先させてください

これは大事だな、いきなりお金を貰うことを考えると、始めるのにハードル高くなるし、お金がプレッシャーになって、好きなことが楽しめなくなるし、下手するとここに買いてある通り、評判を落とす可能性がある。もちろんお金を貰って、責任の中で成長するという方法もあるが、初動のスピード上げるのと、好きを形にしていく上では、まずは無料から始めるというのが自分もいいと思う。時間と労力は消費してしまうが、場数を踏めるので、実績と自信も付くようになる。

感情が熱いうちに、すぐに行動にうつせ。

熱は一瞬だということを書きました。どんなに好きなことでも、熱やアイディアは雷のように一瞬しか自分のもとにおりてきてはくれません。鉄は熱いうちに打てというけれど、人の気持ちは鉄よりも冷めやすい。私も「この商品、すごく良かったからオススメ記事をブログに書こう」と一人で盛り上がった後、半日もたつともう面倒になってしまっていたりします。

感動が続いているうちに行動しないと、感動をただ味わっただけで終わってしまいます。行動に移すためにはまずは言葉にしないといけません

感動した本も商品も映画もその場でSNSに感想を書き込んだり誰かに話したりすれば、それが次の何かにつながります。最低でも、一度言葉にすることで、自分の記憶に定着するから、何かのきっかけでまた同じ感動を自分から引き出すことが出来ます

これ読書でも全く同じことが言えるんだけど、読んでてすごく良いな!と思ってても
こうやってブログにしたり、何かしらのアウトプットしないと、すぐに忘れてしまう。
あと、あとで思い出してやろうと思っても、熱量が下がってしまってやる気が出ず、やらないか、やっても中途半端に終ってしまう。


今の時代はSNSという色々な発信ツールがありますし、簡単にネットショッピング始められたりと
いつでもどこでも自分の表現が簡単にできる時代です。

だからこそ難しく考えたり、準備に時間をかけるより
すぐに始めてしまうこと、そして走りながら考えることが大切だと自分は思います。

そんなスピード感を持って行動するのに、
本書に書かれている考え方は、とても役に立つと思います。

ここに書かれていることは本の一部なので、
本書が気になるという方は、ぜひ購入をオススメします。

今回読んだ本「自分を仕事にする生き方」