今回読んだ本はコチラの本になります。
インフルエンサーやユーチューバーなど『個人』の影響力が重視され、
互いの能力を尊重し合い、フラットな関係を持った『ヨコ社会』の組織の方が
新しいイノベーションを生み出しやすくなっています。
最近話題になっている「オンラインサロン」などが、まさにそういった「ヨコ社会」の仕組みを表しています。
また自分と同じように日本からアメリカに行き、起業した人々へのインタビューなどが書かれています。
今の働き方に不安を抱えている方、今の会社に務めながら将来に漠然とした不安がある方、
仕事をしながら何か閉塞感を感じている方、もっと仕事で自分を自由に表現したい方、
そんなあなたに読んでもらいたい一冊です。
勇気を出して一歩を踏み出せば、ストレスのない自由な働き方が見つかるかもしれません。
みんな居心地の良さに甘んじている。
・新しい働き方を実践するには、ちょっとした「きっかけ」と、
現状=カンフォートゾーン(心地よい場所)を抜け出してみようという、ほんの少しの勇気があればいいのです。・人は誰も、慣れた環境が一番居心地がいい。
だから本当は、自分を変えたいと思っても、なかなか具体的なアクションを起こすことができないのでしょう。・でも、はじめの一歩を踏み出してしまえば、あとは絶対になんとなる。
今の現状に不安や不満を抱えていても、思っているだけで何もアクションを起こさない人は、
なんだかんだ、慣れている今の環境の居心地がいいのだ。
新しいことをやることに不安や恐怖を感じて、今の慣れている居心地の良さを手放すのが怖いのだ。
上手くいってようが、いっていまいが人は「変化」がなくなった瞬間に「成長」が止まる。
だからこそ「カンフォートゾーン(心地よい場所)」から抜け出すことが重要なのだ。
予期せぬ出来事が、自分のキャリアを作り出す。
・スタンフォード大学のJDクランボルツ教授が提唱するキャリア理論に
「計画された偶発性理論」というものがあります。・「個人のキャリアは、予期せぬ(偶発的な)出来事の積み重ねで成り立っている」。
そして「その予期せぬ出来事をポジティブに捉え、活用することが、
最良のキャリア形成のために必要なのだ」という考え方です。・人間はどうしても自分を守ってしまうもの。
そういった考えでは、ビジネスにおいて、また人生において一切の発展はない。・「出来事が起こる」「それを受け入れる」「乗り越える」
これで人のキャリアが生まれます。・そのキャリアを積み上げた人、つまり3つの段階を何度も繰り返し経験した人が、
大きな力を手に入れ、ビジネスのエキスパートとなるのです。
自分の想像の範囲内のでは変化は生まれません。
人は限界を超えた時や、自分の想像の範疇超えた時に初めて変化が起こります。
つまり計画や準備、考えて行動していては難しいのです。
重要なのは深くは考えずに、準備などせずに反射的に行動すること。
そして走りながら考えることなのです。
「会社のため」「組織のため」ではなく、まずは「自分のため」に働こう。
・日本はよく「組織のため」「会社のため」ということを言いますが、
たとえばグーグルの創業者は決して社会ののために会社をはじめたわけでなない。
単に自分のやりたいことをやっただけ。その意識は今も変わっていないはずです。・人は自分自身が幸せにならないと、他の人を幸せにはできない。
・結局「自分のために」に何かをするというのは、
会社や社会に頼ることなく、自分自身に責任をもつことにほかならない。・自分で責任をとって、自信を幸せにできたら、
まわりの人もきっと幸せにすることができる。それがアメリカのやり方です。
自分が幸せじゃなかったら、まず他人を幸せにすることなんてできないですよね。
まずは自分の欲求に忠実に、自分を大切にしてあげてください。
自分の心のコップに水が幸せで満たされれば、自然と溢れて周りも幸せにできるはずです。
いい大学行ったなら、大企業に入るな。
・日本では、いい大学へ行ったけれども、大きな企業、組織には入れなかった人は、
すなわち「ダメな人」「もったいない人」です。
これに対して、シリコンバレーでは、「ベンチャーになれなかった人」ということになるのです。・優秀な人間ならば、大企業にはいるな起業しろ、これが、シリコンバレーの大学教育なのです。
大企業には企業の看板を使って、大きなプロジェクトに参加できる。
リスクを取らずに大きなチャレンジができる。
大きな予算で大きな仕事ができるなど、大企業のメリットはモチロンありますが、
シリコンバレーでは、いい大学に入り能力が高いのであれば、企業の駒になるのではなく、
自ら起業しリスクを取って様々な経験をする方が大事なのでしょう。
起業はほとんど失敗する。でもそれでいい。
・シリコンバレーで起業した人すべてが順風満帆に会社を続けているわけではありません。
何の問題もなくうまくいく例など、それこそ学生1000人に対して一人くらいの割合でしょう。・しかし「それでいい」「失敗してもいい」「失敗したら、次を考えればいい」ということが、
スタンフォードをはじめとする大学の教えなのです
会社にいるという全てに守られた環境にいては、なかなか出来ない『失敗』という経験。
人は『失敗』を経て成長ができる。
失敗の数=チャレンジをした数、起業はそんな失敗をたくさん経験ができる。
つまり起業は成長の機会がたくさんあるのだ。
会社にいてはなかなか立てない打席に、起業では常に打席に立てるのだ。
個の時代では「タテ社会」から「ヨコ社会」になる。
・「タテ社会」では、年齢、上司・部下、先輩・後輩、所属する組織の垣根、壁
といったものを明確にすることによって、ルールと秩序、役割分担を保とうとします。・一方「ヨコ社会」は、こららの垣根、壁をあえて排し、
フラット化させることによって、「組織よりも個人」に重きを置くというものです。・会社を越え、人種・国籍を超えたネットワークのつながりがあり、
それは個人のビジネスレベル=実績・能力によって区別されます。
つまり「人の価値」そのものでつながっているのが「ヨコ社会」です
個人が重要視される今の時代では、これまでのタテ社会の構造から、個人同士がつながるヨコ社会の構造に変わっていきます。
ヨコ社会では自分を発信することが重要。
・シリコンバレーでは、「ネットワーキング」と呼ばれる、
日本でいう勉強会、異業種交流会、のようなもが盛んに開催されており、
そこにせっせと足を運ぶことが、ヨコ社会へ入り込むための1つの「手段」となっています。・「私はこんなことができます」「私はこんなにできます」「私はこう考えています」
ということを、積極的にアピールすること、これがエコシステムのなかで仕事をするための、
ヨコ社会、グロバール社会に入り込むための、絶対条件です。
今であればSNSやブログ、ユーチューブ、noteなどでの発信、
またオンラインサロンに入ったり、自分が興味ある分野の勉強会の参加など
ヨコ社会に繋がりを保つ方法はたくさんあります。
ただしこれはあくまで手段なので、その前段階に自分が何者であり、他者に何を提供出来るのか?を持っておく必要があります。
そのために日頃からの発信は重要になります。
周りに自分が何者かであるかを知ってもらうのと同時に、ヨコの繋がりを引き寄せる効果もあります。
新しいことをするのに、準備なんて必要ない。
・むしろ、準備するなんて発想すらやめてしまったほうがいい。
まずは何かきっかけをつくり、それを行動に変える。
そうすれば、自分に足りないことが見えてくる。・準備するという人には、どこかに「あとで楽がしたい」という思いがあるのでしょう。
でもその結果得られるものは、実は意外と少ない。
大切なのは結果がどうなるかを考えず、とにかくやってみること。・とことんやって、もがき苦しんでみること。
そうすれば、必ず何かが見つかるはずです。
「正解」のない時代には、周到な人生設計などありえません。
いくら対策を考えて先を想像しても、すべてはやってみないことには、何が必要かも何を気をつければいいかもわかりません。
であれば考えたり準備をしたりするのは無駄でしかありません。
変化が早い今の時代では、その準備をしている間に世界が変わってしまいます。
今の時代に重要なのは「走りながら考える」ことなのです。
以上が自分が気になった一部のポイントになります。
これから重要なのは、自分でリスクを取って外に飛び出し、
そして自分のポジションを持ち、そのポジションを軸に自分を発信したり、表現したりすることだと自分は考えます。
自由ということは決して楽なことではありません。
自由というは自分でリスクを取れるということなのです。
自分でリスクを取って、自分で自分の人生をコントロール出来るということなのです。
それには努力だって必要だし、変化には必ず痛みも伴います。
それを乗り越えて初めて自由があるのです。
自由は大変な分、楽しさはあるはずです。
ぜひ本書を読んで勇気の一歩を踏み出して見てください。
あなたの世界は必ず変わるはずです。
これは毎回書いてます。
これはあくまで自分から見た本書の視点なので
興味のある方は、実際に読んでみて、自分なりの答えや考えを導き出しましょう。
そして本に書かれててることが、全て事実ではありません。
これはあくまで一つの意見であり、絶対的な意見でもなければ、答えでもありません。
重要なのはここから、自分は何を感じるのか?自分であればどう考え、どう行動するのか?
ここが重要だと思います。
本やそれ以外のことで知識を得る時に危険なのは、
その情報や知識を鵜呑みにすること
思考が停止し、考える力がなくなることです。
本を読む時はそういったことを意識しながら、読むことをオススメします。
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