今回読んだ本はコチラの本になります。
『たった一人の熱狂』 著者 見城徹
著者は幻冬社の代表である見城徹さん、そして編集は同じく幻冬社の箕輪厚介さんが担当しています。
この本は見城徹という男の『生き方』について書かれた本になります。
読んだ感想としては、見城徹という男は、言い訳しない、回り道しない、着飾らない、逃げない、媚びない、我慢しないなど、とにかく圧倒的なまでに正面突破。全てを受け止め裸一貫で進み続ける男、真実であり続ける人なんだなと思いました。
最後のあとがきのところで秋元康さんが見城さんのことを、『誤差がないんだよ。』と表現してたんですが、まさにその通りだなとこの本を読んで思いました。
本書では見城徹という男が、編集者としてどのようにして、圧倒的な成果を出していったのか?
何を考え、どう行動していったのか?が分かる本となっています。
自分はイマイチ仕事にのめり込めない、目標はあるがそこに向けて圧倒的努力が出来ない、いつも中途半端に終わってしまう、いつも言い訳ばかりしてしまう。そんな悩みを持っている人に読んでほしい一冊になっております。
それでは早速、本書を読んで気になったポイントをいくつか紹介していきます。
結果だけを求め、ある種の狂気性をもって取り組む。
・努力することに意味があるなどと言うのは単なる人生論であって、仕事に関して言えば「成功」という結果が出ない努力に意味はない。
・圧倒的努力とは何か。人が寝ている時に寝ないで働く。人が休んでいる時に休まずに動く。どこから手をつけたらいいのか解らない膨大なものに、手をつけてやり切る。「無理だ」「不可能だ」と人があきらめる仕事を敢えて選び、その仕事をねじ伏せる。人があきらめたとしても、自分だけはあきらめない。
・「もうダメだ」からが本当の努力である。 圧倒的努力ができるかどうかは、要は心の問題なのだ。どんなに苦しくても仕事を途中で放り出さず、誰よりも自分に厳しく途方もない努力を重ねる。できるかできないかではなく、やるかやらないかの差が勝負を決するのだ。
圧倒的な努力、苦しい仕事もやり抜くというのは、少し前時代的な手法だが、他者を圧倒するほどの行動量と言うのは、結果を出すための普遍的な原則原理だと自分は考える。
熱狂するものがなければ、熱狂するまで動きまくれ。
・「熱狂するものが見つからない」と不満を感じる読者もいるだろう。たとえ今は熱狂するものが見つからず、不本意な仕事しかないとしても、まだ仕事に追われる生活のほうがいい。人生に空白を作らず、岩盤に爪を立ててあがいているうちに、いつかきっと熱狂できる仕事に出会えるはず
熱狂するものが無いからと言って 、ただ待っていては何も生まれない。少しでも可能性があるなら、少しでも興味があるなら、まずは行動してみることだと思う。かく言う自分も、そんな熱狂するものが無い一人である。
頭で考えて、目で見てるだけでは熱狂を発見することはできないし、実際にやってみないと真実は分からない。
熱狂するものがなく、頭の中で悶々とし続けてるんであれば、まずは行動しよう。
首を閉められてじっとしていては、ただのそのまま死んで終わってしまう。
今の現状が苦しいのであれば、とにかくもがきまくるんだ。
曖昧な指標は持たない、現実的な結果だけを自分の評価にしろ。
・僕は若い頃から「これは売れなかったがいい本だ」という言い訳は一切やめようと決めてきた。
・結果とは何か。賞というのも一つの結果ではあるが、一番判りやすい結果は利益をいくら上げたかであり、それを曖昧にしては駄目だ。この世界で生きるからにはその数値にこだわり、数値で自分を納得させるべき
・株で儲けろ、という本が売れようと、ヘアヌード写真集が売れようと、セックスの指南本が売れようと、ベストセラーは大衆の中でくすぶる欲望の奥深くに突き刺さっている。大衆の欲望を鋭敏にとらえた本だからこそ、多くの読者に支持されてたくさんの部数が売れるのだ。
・売れる本は良い本であり、売れる本は無条件で尊敬すべきなのだ。
内容がどれだけ素晴らしくても、どれだけ努力を積み重ねようと、結果が出てなければ、それは出来ていない、やっていないに等しい。
これは本当にそうだと思う。
逆にどんな手段だろうが、やり方だろうが結果が出ていれば、そっちが正義であり、答えなのだ。
この部分を理解できていないと、いつまでも不毛な努力をし続けることになる。
自分の血肉を持って、自分のブランドをつくり上げろ。
・自分の身を切らず、自分の身を傷めず、安全地帯で身を守りながら「キャラを立たせたい」と言ってもどだい無理な話だ。
・キャラクターとブランドを確立するためには、自らの体から吹き出した血で旗を染め、その旗を高々と掲げるし無いのだ。
・キラーカードを握るためには、人の何倍、何十倍という長く苦しい努力を積み重ねなければならない。君が人知れず圧倒的努力を積み重ねていれば「この人と関われば得をする」と確信して近寄って来る相手がいるはず。
ポジションを取り、自分のブランドを立たせるには、圧倒的努力とリスクテイクが必要。そのためにはある種、狂気的なる必要がある。この狂気性と言うは誰もが持っているはずだ、おそらく恥やプライドや常識が、その狂気性を隠しているんだと自分は考える。
一部ですが、以上が本書を読んで気になったポイントになります。
今の自分の現状は、全て自分が生み出したもので、もし結果が出ていないのであれば、それは今までの自分の積み重ねた結果であり、紛れもない事実である。
色々な言い訳をして、他者や環境に責任を持たせて、自分の心を楽にしてあげたい所だが、
結果が出ていないのであれば、結果が出ない行動を、ただ積み重ねてきただけなのだ。
厳しいようだがそれが現実。そんなことを本書を読んで、改めて突きつけられたと自分は感じた。
今回読んだ本
今回読んだ本もブックアーマー化!
自分が読んで影響を受けた部分を、抽象化してデザインに変換し、そのTシャツをきてる間はその影響を意識し続けるというのがブックアーマーです。
今回のTシャツのタイトルは『Blood Of the Flag』
そして、Tシャツ販売サイトを今回からsuzuriに変更しました。
Tシャツの詳細内容は下記の画像のリンクよりご覧ください。
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